2チャンネラーのホスト日記 -2ページ目

血を吐く

 今日も馬鹿みたいにお酒を飲み、いつものようにトイレへ行って吐くと中に赤いものが見えます。 気になってよく見ると血でした・・・
 血を吐いたのは初めてだったので、チョットびびってテルサンに相談したら

「それぐらい普通だよ~」 って・・・

僕の中では全く普通では無いんですが・・

マルボロ

タバコを吸いながら待っていると着信がありました

「ごめん乗り過ごしちゃった、もう着いたよ」
「今どこ?」

どうやら目的の駅を通り越してしまった模様
周りを見回すと隣の子の姿見えます
外で会うのは始めてだったので、かなり緊張しました

「遅れてごめんね」
「そんなに待ってないよ、それより電車乗り越したって?(笑」
「それがさあ・・・」

「じゃあ行こうか」
「うん」

少し談笑した後、小腹が空いていたので近くのカフェに向かいました
お茶と食べ物を頼んで会話していると

「小太郎は何でホストになろうと思ったの?」

いきなりの射撃
・・・何も考えずになってしまったから特に理由なんて無いので・・・

「うーん・・・仕事がしたかったからかな」

「そっかー、でもほかにも仕事あるじゃん?(笑」

全然納得してないようでした・・・orz
他の内容もお店のことが多かったです

食べ終わってお腹が満足したところで服を買いにいきます
今まで入ったことの無いようなお洒落なお店でした

「あ、コレなんか似合うんじゃない?」

「かっこいいね、ちょっと試着していいですか?」
店員さんに尋ねます

「どぞ-」
と店員さん

試着すると、ズボンの裾あまりまくりだよ・・・orz

「どうかな?」

「似合ってるよ(笑」

しかし上下で2万ちかく・・・
ちょっと痛すぎかなと思いつつ
お財布を確認すると、余裕じゃないか!?
休まず働いた甲斐がありました

そのあと、ちょっとブラブラして
帰り道の途中にクレーンゲームがあったので挑戦すると、
ぬいぐるみが一回でゲットできました


駅まで送って

「今日は付き合ってくれてありがと」
「うーん、こっちこそ楽しかったよ」
「コレお礼に」

クレーンゲームでとったぬいぐるみを差し出しました

「ありがと・・・」

「じゃあまたね」

「バイバイ」


隣の子は、そのまま駅に消えていきました

お店のほうですが
20代後半?位のお客さんが凄い気に入ってくれて、指名頂きました
ただこのまま続けて何があるのか、少し疑問も残ってます・・・

外で

閉店後、少しいつもとは事情が違っていました
とにかく急いで掃除をして店を出ます

そのまま一旦家に帰って就寝
起きると、準備をして待ち合わせ場所に向かい、30分前に到着
ちょっと早すぎたのか、待ち合わせ場所には、まだ居なかったので近くの喫茶店に入ってお茶とタバコを一服
着信があったので確認すると、隣の子からもうすぐ着くとのこと

待ち合わせ場所に行くと





誰もいないよ・・・orz

電話をかけても繋がらないまま時間が過ぎました・・・


続きます

初めて

行ってきました
レポは出来たら明日上げたいと思います
取りあえず今日は寝ます
おやすみなさい

店外?

今度の休みに外で会う約束しました

先月分の給料も出たし、お礼のつもりで誘ってみたんですが
よく考えれば、半年ほどコンビ二とゲームセンターと今の店の往復しかして無いうえに、服とかも本当にしょぼいのしか持ってないし
どういう所へ行けばいいのか見当も付かないです・・・orz

くず

ずーと悩んでいたのですが、決心してお店に誘いました

「今日暇?久々に飲まない?」


「何それ・・・店に来いっていってるの?」


「うん」



何で僕は正直に答えてるんだ・・・



「いいよ」


「へ?」


予想外の返事に素になる僕


「いいって言ってるの」


「いいの?」


「しつこい」



店に行くといつも以上に緊張しました
本当に来てくれるのだろうか
不安が胸をよぎります・・・


しかし時間ギリギリになっても来ません
もうだめかな・・・と思った時

いらっしゃいませーと声が響きます
入り口を見ると息を切らした、隣の子が見えました







帰りの時間、会計になり僕も確認します



その額、約5万円





コレだよブレーキの原因は・・・orz



店に入った当初の境さんの言葉を思い出しました

「おれたちゃくずだよ」

お客が付いて今やっとその言葉の意味が分かった気がします

夢の残骸

ボトルを整理していたら、古いメモを見つけた
少しめくってみると、誰かのネタ帳だったらしくお客さんの名前や、特徴、会話のネタが汚い文字で書き込まれていた

パラパラとめくっていると

「NO1になる」

「ベンツに乗る」

「金持ちになる」

とか色々夢?目標が載っていた
この人はまだお店に残って居るのだろうか
それとも、もうとんでしまったのか

僕には、なにか目標があったのかな

色々考えてるうちにも、お客さんはどんどん入ってきます
またいつものように、何も考えず笑っている自分が居ました

電話をかける

月曜日 朝
もう自転車の事は考えたくなかったので、そのまま放置
ほぼ死にかけになりながら、電車に乗る
降りるはずの駅を通り過ごし起きたら終点だった
仕方ないのでそのまま電車に乗って折り返す

帰るとすぐに爆睡
起きると、外はもう夕暮れになっていました

電話を確認すると、確かに隣の子の番号が記録されている
どうやら夢ではなかったらしい

とりあえず電話してみる
呼び出し音が数回鳴って

「只今電話に出る事・・・」

お決まりのメッセージ
少し落ち込みつつ電話を切る


やっぱりひと時だけの夢だったのかな・・・













なんて事を考えてたら
僕の電話が鳴り出す
着信を確認すると隣の子からでした

急いで電話を取ると
「もしもし、小太郎?」

「うん」

「出れなくてごめん、シャワー浴びてたから」

!?

「ううん、今日は来てくれてありがとう」

「自転車で来るって言うから、迷惑だったかなって?」

「全然迷惑じゃない」

「そっか」

その後たわいも無い話をして、電話を切りました

メールと電話はよくしてますが
「店に来てよ」とか「会いたい」みたいな事はまだ言ってません
理由は、自分でもよく分からないです
どこかでブレーキがかかっている感じがします

隣の子

必死で自転車をこぐ事30分
何とか店に着きました
すでに一時間以上たっています

まだお客さんは待ってくれてるんだろうか、怒ってないだろうか・・・
緊張で少し手が震えていました

店のドアを開き、伝票をチェックします
確かに僕の名前がありました
しかしお客様の名前に見覚えがありません・・・

誰だか分からないけど、とりあえず席に向かいます

目的の席に近づくと、まきとのお客が

「カ○オ遅いよ」
(サザ○さんネタを連発した上に坊主の為一部のお客さんからこう呼ばれています)

「申し訳ない><」
と僕

謝りつつ隣に目を向けると
ちょっとおとなしそうなお客さんが座っていました
この子が僕を指名!?少し驚きました

どうしてかと言うと、牧人のお客さんがフリーのお客さんを連れてきたことが何度かあって、それが目の前に座っている子なのですが
話しても、愛想笑いをさせてしまうだけで、あまり自分から話すような感じの子でもなかったので、せっかく来てもらっているのに申し訳ないと思っていたのです。
もちろん指名をくれるなんて考えもしていませんでした・・・

「ごめん、急いだんだけど」

「自転車で来たんでしょ」
と牧人の客

店長がどうやら、すでにネタにしていたようです
隣の子が少し笑ったのが見えました

「隣の子の指名?」
確認のため牧人に耳打ちすると

「そうだよ」
と牧人

方膝を付いて
「ご指名ありがとうございます」
と言うと
「いいよ、普通にしてよ」
隣の子が笑いながら言いました




その後普通に会話していると
「折角来てくれたんだからシャンパン入れてあげるよ」
と牧人のお客

「いや、全然かまわないすよ」
と僕、実はもう疲れきっていて本気で飲みたくなかったんですが・・・

「いいよね?」
「いいよー」
と、隣の子

結局カフェパリが入りました
そして始めて店の外まで隣の子を送って電話番号を聞いて、その日の営業を終えたのでした

そういえば自転車ですが、まだ店の裏にあったりします

本当に長い一日

店に行く事を決めたのはいいのですが
電車は動いていないし、車の免許もない、タクシーなんて使ったら物凄いマイナスになるし、残ったのは・・・


じ、自転車!?


しかし行くと言ってしまった以上仕方ないので
地元の地図と親の自転車を拝借して出発しました

暗くて寒くて、家を出てから数分で後悔するも、とにかくペダルを漕ぎます
隣を微妙な暴走族や、改造車が通り過ぎたり、パトカーが通り過ぎたりしますが気にしてる余裕はありませんでした

3分の2くらいは進んだと思います
かなり疲れてきたので、コンビニによりジュースを買って一休みしました


携帯をチェックすると、店長からの着信が何件か入っていました
やばいなーと思いつつ掛けなおすと
数回電話が鳴って店長が出ました

「お前何やってるんだよ」
「今向かってます」
「早くしろってお客さんが待たすなよ」
「はい?お客さん?」
「そうだよ、指名が入ってるんだから早くしろって」

し、指名!?ちょっと混乱してわけが分からなくなって

「いや、あの自分、自転車なんすけど・・・」

「は?自転車!?」
「は・・・はい」
「分かったから早く来い」
「はい、急いで行きます」

指名が入った?
急いで自転車を漕ぎ出します
少し心臓が高鳴っているのを感じました

すみません・・・もうちょっとだけ続きます